家族の口臭を防ごう

口臭の原因は実際には一つではない

口臭は、その発生原因によって生理的な口臭、飲食物・嗜好品による口臭、病気による口臭、心因性の口臭などに分けることができます。

しかし、実際には原因が1つだけの場合は少なく、いくつかの要因が重なりあって、口臭が発生している場合がほとんどです。

人間は生きている限りいつも無臭というわけにはいきません。口の中には凹凸のある複雑な形をした歯があり、さらに何憶という細菌が存在しており、新陳代謝も活発に行われています。

毎日いろいろな食品が口の中を通過し、その一部は細菌の栄養源となっています。

このような環境の中で、細菌がタンパク質や脂肪を分解すると、におい物質がつくられます。しかし、健康な状態ではその量は少ないので、口臭と感じられることはほとんどありません。

水に濡らしただけの舌ブラシで行う。舌清掃の際は、歯磨き剤などを使用せずに、水に濡らしただけの舌ブラシで行ってください。歯磨き剤などの香料が舌を刺激することがあります。口臭は十分取れます。

可能な限り舌を前方に出して、少し下を向きながら行う。嘔吐反射を防ぐには、息をとめて行うとよいようです。

また、舌ブラシを上あごにつけないように気をつけてください。これも嘔吐反射を引き起こす原因となります。

 

 

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